注文住宅和室の実例!おしゃれでモダンな部屋づくりのポイントを解説

和室と聞くと「昔ながらの畳の部屋」というイメージを持つ方も多いかもしれません。

しかし近年では、デザイン性の高い“モダン和室”が注目を集めています。

和の風情を活かしながら、現代的なインテリアと調和した空間は、住まい全体の雰囲気をぐっと引き締めてくれます。

この記事では、実例を交えながら「おしゃれでモダンな和室をつくるためのポイント」をわかりやすく解説します。和室づくりで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。


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モダンな和室の魅力とは?

和の落ち着きと洋の快適さを両立

モダン和室は、伝統的な和室の要素を取り入れながらも、現代のライフスタイルに合うように設計されています。畳や障子などの“和”の素材感を活かしつつ、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。

空間のアクセントになる

リビングの一角や寝室の隣に和室を設けると、視覚的にも空間に変化が生まれます。壁や床の素材、照明の演出次第で、和室は住まい全体のアクセントになります。

実例紹介|おしゃれでモダンな和室デザイン

ここでは、アイ-ウッドが実際に手掛けた和室をいくつかご紹介します。

事例1:実家の床柱と欄間を再利用した和室

自慢の和室には、実家にあった床柱と欄間を再利用した事例。
取り壊した実家から持ってきた欄間は、現代では手に入れることが難しい代物。古き良きものを現代に伝えています。

和室実例の詳細を見る

事例2:ゆったり座れる小上がりの和室

リビングと同じ空間に段差を設けて作られた“小上がり”の和室は、家族のくつろぎスペースとして人気。床下収納を活かせば、見た目だけでなく機能性も抜群です。

和室実例の詳細を見る

おしゃれでモダンな和室のおすすめテイスト

おしゃれでモダンな和室をつくるには、まずはどのようなテイストの空間をつくるのかイメージをはっきりさせましょう。空間のテイストが決まると、必要なアイテムや内装デザインなどが見えてきます。

和室にぴったりのテイストは次の6つです。それぞれの詳細について、確認してみましょう。

和室×モダンテイスト

古い和室をおしゃれにする際の定番テイストといえば、和モダンテイストです。和の情緒ある雰囲気とモダンテイストの都会的な雰囲気が溶け合うことで、くつろぎと高級感を演出できます。和室の凛とした雰囲気を強めたい方におすすめのテイストです。

和室×アジアンテイスト

古い和室はアジアンテイストのエスニックな雰囲気と、とても相性が良いとされています。どちらも自然素材を多く使用すること、赤やオレンジ、黄色など暖色系の色が似合うことなどが、両テイストが溶け合いやすい理由です。大きなグリーンやエスニックデザインのラグ、竹やチーク材など、エスニックテイストをメインにして部屋づくりをすると、和 × アジアのバランスがよくなります。

和室×大正モダンテイスト

雰囲気ある和室をつくりたい方は、大正モダンテイストを取り入れるのがおすすめです。レトロな洋風家具を組み合わせることで、大正モダンテイストが完成します。また、柱や障子の枠、部屋をぐるりと覆う天井付近の廻り縁や長押しなどの木材は、黒に塗装すると良いでしょう。大正モダンらしい、ほんのり暗くてしっとりと落ち着いた雰囲気を、ブラックカラーが演出します。

和室×旅館テイスト

壁紙や障子をきれいに張り替えて、家具も高級感ある和風のタイプを取り入れることで、古い和室をおしゃれな旅館テイストへと甦らせられます。旅館テイストの和室をつくるポイントは、明るさです。日中は充分な光を取り入れて、夜は間接照明で落ち着いた雰囲気にすることで、旅館らしいまったりとできるリラックス空間に仕上がります。

和室×昭和テイスト

あえて古い家具を活かして、昭和テイストの和室をつくるのも良いアイデアです。ちゃぶ台やすりガラス、レトロなポスターやカレンダーなど、昭和を連想させるアイテムを積極的に取り入れてみましょう。破れた障子には花柄の補修シールなどを加えて、なつかしい雰囲気を演出してみてください。

和室×ナチュラルテイスト

和室は自然素材のアイテムが似合う空間です。そのため、同じように自然素材で構成するナチュラルテイストは、和室と相性が良いインテリアテーマといえます。無垢材の家具にアースカラー、豊かな緑など、ナチュラルテイストを古い和室に取り入れて、静かで優しい雰囲気の空間づくりをしてみてください。

おしゃれな和室づくりのポイント

和室は工夫次第で洗練されたモダン空間に生まれ変わります。

ここでは、おしゃれな和室づくりのポイントを5つ紹介します。

畳のデザインを見直す

和室の印象を大きく左右するのが「畳」。従来のイグサ畳だけでなく、カラー畳や樹脂製の琉球畳など、今は素材もカラーバリエーションも豊富です。

中でも、縁(へり)のない琉球畳は、すっきりとした見た目でモダンな印象を演出できるため、現代の住宅との相性も抜群。シックな色合いを選ぶことで、ぐっと洗練された空間になります。

壁紙やふすまの素材にこだわる

壁紙やふすまも、和室の印象を左右する重要な要素です。和紙調・麻調など素材感のあるクロス、またはモルタル調の壁材などを取り入れることで、一気に今風の空間に近づきます。

また、ふすまには大胆な柄や落ち着いたカラーを選ぶと、空間のアクセントに。安価なプラスチック素材や、化粧シートを貼った合板などは、せっかくの和の空気感を損なう原因にもなります。

家具や建具には、無垢材やアイアンといった、質感のある本物素材を選ぶのがおすすめです。高級家具でなくても、素材の風合いが活きたものなら、古い和室に上品な深みを与えられます。

照明で“陰影”を演出する

和室の魅力を引き出すには、「光と影」のバランスが欠かせません。天井からの明るい照明だけでなく、壁際や足元に間接照明を取り入れることで、落ち着きと奥行きのある空間に仕上がります。

例えば、和紙の行灯やフロアライトを置けば幻想的な雰囲気に。あえて洋風のアンティークランプを合わせて、和と洋のミックスでレトロな魅力を引き立てるのもおすすめです。

さらに、壁に間接照明を埋め込むことで、光のアクセントが空間全体を引き締め、上質な印象を演出します。

装飾は“引き算”で考える

おしゃれな和室の鍵は「余白の美しさ」。あれこれ飾りたくなる気持ちをぐっと抑えて、装飾は最小限に。

掛け軸、飾り棚、グリーンなどは、ひとつひとつを丁寧に選び、空間に余白を残すことで洗練された雰囲気が生まれます。

飾るものを絞ることで、選び抜いた一つひとつがより引き立ち、和室ならではの静けさと趣を感じられる空間になります。

    家具は“低め”が基本

    和室に置く家具は、できるだけ背の低いものを選びましょう。視線が抜けることで、空間に開放感が生まれ、心からくつろげる雰囲気に。

    6〜8畳程度の一般的な和室であれば、家具の高さは“膝の位置”を目安にするとバランスが取りやすくなります。逆に背の高い家具は圧迫感があり、空間を狭く見せてしまう原因にもなります。

    和室がある家ならアイ-ウッド

    モダンな和室は、ただの“和風空間”ではなく、家全体のデザインを引き立てる存在として再注目されています。素材選び、照明の工夫、色のバランスといった細部にこだわることで、誰でも洗練された和の空間を手に入れることができます。

    アイ-ウッドでは、和紙畳やい草畳を自由に選ぶことができ、和室のコーディネートもお客様に理想に合わせてつくることが可能です。

    「昔ながらの和室はちょっと…」と敬遠していた方こそ、一度モダン和室の世界をのぞいてみてください。新築・リフォームを検討中の方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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