お金をかけない庭づくりの方法|一軒家の庭をおしゃれにDIYするコツ
- お役立ちコラム

「一軒家の庭をおしゃれにしたいけれど、できるだけお金はかけたくない」と考える方は多いのではないでしょうか。
庭づくりは、すべてを業者に依頼しなくても、花壇づくりや砂利敷き、人工芝、目隠しフェンスなど、DIYで取り入れやすい部分があります。費用を抑えながら庭を整えるには、最初に目的やレイアウトを決め、できる範囲から少しずつ進めることが大切です。
この記事では、お金をかけない庭づくりの方法や、一軒家の庭をおしゃれにDIYするアイデア、失敗しないための注意点を紹介します。
DIYでできる庭づくり!初心者でもできる範囲とは?

庭づくりのなかには、初心者でもDIYしやすい作業と、専門的な知識や道具が必要な作業があります。
費用を抑えたい場合でも、すべてを自分で行うのではなく、まずは花壇づくりやグランドカバー、目隠しなど、比較的取り組みやすい範囲から始めるのがおすすめです。
グランドカバー

グランドカバーづくりは、DIYでも実現が可能です。人工芝・天然芝・砂利などグランドカバーとしてスタンダードな素材はホームセンターで入手できます。
そのほかにもディコンドラや玉竜といった草やハーブ類なども、人気のグランドカバーの方法です。芝桜やマツバギクといった花を植えれば、春先には庭全体が美しい花畑になります。
植物のグランドカバーは、庭の日当たりが良く土の状態が優れていれば、種を撒いたあとに難しい作業はしなくても大丈夫です。ときどき間引きをしたり雑草を抜いたりして、地面が覆われるまでの世話をしてあげましょう。
目隠し

庭の目隠しも、お金をかけずにDIYで設置が可能です。近年では素人でも簡単に取り付けられるフェンスが、数多く販売されています。
たとえば地中に埋めるだけでOKなタイプ、既存のフェンスに取り付けるタイプなどであれば、特別な工具がなくても目隠しの設置ができます。
目隠しの背が高すぎて庭に圧迫感が生じたり、高さがバラバラになったりしないように、取り付けの際は確認をしながら進めると良いでしょう。
花壇づくり

おしゃれな花壇も、DIYでつくれます。
花壇そのものはレンガを並べるだけでも機能します。しかし崩れたり雨の日は花壇内の土がレンガの隙間から流れてきたりする可能性もあります。そのため、モルタルを使用してレンガ同士をジョイントし、強度を加えたほうがより安心です。簡単に花壇づくりを済ませたい方は、プランターを並べて鮮やかな庭をつくるのも良い方法です。
植える花のバランスが取れていれば、プランターや手作りで作られた花壇であっても、華やかな印象になります。
玄関アプローチ

玄関アプローチのDIYは、レンガや枕木を敷く方法が人気です。
どちらを敷く場合でも、土をならして地面を平にする作業が必要になります。また、地盤を安定させるために砕石もまんべんなく敷きましょう。
レンガを敷く作業は、アプローチの両サイドに境界となるレンガを並べてモルタルで固め、その内側にレンガを敷き詰めていくのが一般的なやり方です。しかし境界レンガを設置した場合は、内側のレンガのカット作業が伴います。手間だと感じる場合は境界レンガをなくし、両サイドは草木や砂利で覆ってしまうのもひとつの手です。
枕木の場合もレンガと同じように、バランス良く並べていきます。しかしレンガのように細かく敷き詰める必要はありません。枕木が持つ優しいイメージは、多少のズレも「味」と感じさせてくれます。
ただし枕木は朽ちやすく、白アリの餌となりやすいというデメリットがあります。白アリのリスクを避けるのであれば、コンクリート素材の枕木や防腐処理された枕木などを検討してみましょう。
ウッドデッキ

木を組み合わせて、ウッドデッキをイチからつくることもできます。しかしDIY経験が浅い方にとって、簡単な作業ではありません。
ウッドデッキをDIYで設置する場合は、ホームセンターで販売されている既製品を組み合わせる方法がおすすめです。地面を水平にする作業や、木材の防腐・防雨処理などの手間の発生、さらに希望するサイズにならないといったデメリットもありますが、プロに依頼するよりも安くウッドデッキが設置できます。
一軒家の庭をおしゃれにDIYするアイデア

一軒家の庭をおしゃれにDIYするなら、まずは見た目の変化が分かりやすく、比較的取り入れやすいアイデアから始めるのがおすすめです。庭全体を一度に変えようとすると、材料費や作業時間がかかり、途中で負担に感じてしまうこともあります。
ここでは、既存の庭に少し手を加えるだけで印象を変えやすいDIYアイデアを紹介します。
ガーデンライトで夜の庭もおしゃれに見せる
大がかりな工事をしなくても、ガーデンライトを取り入れるだけで庭の雰囲気は変わります。ソーラーライトを植栽まわりや通路沿いに置くと、夜の庭に奥行きが生まれ、外観の印象も高めやすくなります。
費用を抑えたい場合は、まず玄関まわりやリビングから見える場所など、目につきやすい場所に絞って設置するのがおすすめです。光の色味をそろえると、庭全体にまとまりが出ます。
ただし、足元を照らす目的で使う場合は、明るさや設置場所にも注意が必要です。見た目だけでなく、夜に歩きやすいかどうかも確認しましょう。
鉢植えやプランターで季節感を取り入れる
鉢植えやプランターは、庭の雰囲気を手軽に変えたいときに取り入れやすいアイテムです。地植えと比べて移動しやすいため、季節や日当たりに合わせて配置を変えられます。
玄関まわりや窓の近く、リビングから見える場所に置くと、少ない数でも庭の印象を変えやすくなります。鉢の色や素材をそろえると、花やグリーンの種類が違っても統一感が出ます。
費用を抑えるなら、最初から多くの植物をそろえるのではなく、育てやすい植物を少しずつ増やすのがおすすめです。花の色数も2〜3色程度に絞ると、まとまりのあるおしゃれな庭に見せやすくなります。
人工芝で子どもやペットが過ごしやすい庭にする
人工芝は、緑のある庭を手軽に取り入れたい場合に向いています。天然芝のような芝刈りや水やりの手間を抑えやすく、季節を問わず明るい印象の庭にしやすい点が魅力です。
子どもやペットが遊ぶスペースとして使いたい場合にも、人工芝は取り入れやすい素材です。庭の一部だけに敷いて、砂利や鉢植えと組み合わせると、単調になりにくく、おしゃれな庭に見せやすくなります。
一方で、人工芝は下地の凹凸や水はけによって仕上がりが変わります。DIYで施工する場合は、雑草を取り除き、地面を平らに整えてから敷くことが大切です。
砂利と防草シートで手入れしやすい庭にする
砂利と防草シートを組み合わせると、雑草対策をしながら庭をすっきり見せやすくなります。土のままの庭は雨の日にぬかるみやすく、雑草も生えやすいため、手入れの負担が大きくなりがちです。
防草シートを敷いた上に砂利を重ねることで、雑草が生えにくくなり、見た目も整います。白やベージュ系の砂利は明るくナチュラルな印象に、グレーや黒系の砂利はシンプルモダンな外観と相性が良いです。
ただし、水はけが悪い場所にそのまま施工すると、ぬかるみや湿気が残ることもあります。事前に庭の状態を確認し、必要に応じて下地を整えてから進めましょう。
DIYでおしゃれな庭をデザインするコツとは?

「おしゃれな庭にしたい」と考えても、具体的に何をどのように配置すれば良いのか、わからない点も多いかと思います。
おしゃれな庭にするには、植栽や花壇の配置などが重要です。シンボルツリーがアクセントとなる位置にあること、花との高低差が整っていることなどが、おしゃれな庭の条件といえます。
また、オーナメントやライトといった小物使いが、庭の印象を左右するケースも少なくありません。小物類を効果的に活用することで、庭に華やかさが加わり、おしゃれな雰囲気が増します。庭のテイストに合ったアイテムを、バランスよく取り入れましょう。
加えてアウトドアファニチャーや鉢植えのデザインなども、おしゃれな庭づくりにおいて重要な要素です。アウトドアファニチャーは庭にくつろぎのイメージを与え、おしゃれな鉢は植物を引き立てる存在となるでしょう。
DIYに取り掛かる前にしておくべき準備

庭づくりをDIYで実現するにあたって、次の4つは施工前から準備をしておきましょう。
- 庭の目的を考える
- 完成図をイメージ
- 計測
- 配置決め
それぞれについて、詳しく解説します。
庭の目的を考える
庭づくりをする際は、「なぜ庭が必要なのか」を明らかにしておきましょう。庭の目的がはっきりすることで、必要なアイテムや適切な施工方法などが見えてきます。
たとえばお子さまが遊べる庭にしたい場合は、転んでも痛くないようなグランドカバーを選んだほうが安心です。また、転倒の際に頭をぶつけて怪我をしないように、花壇の位置にも注意を払いましょう。
アウトドアを楽しむ庭であれば、部屋と隣接した場所にウッドデッキがあると便利です。アウトドアグッズをしまっておけるように、倉庫といった収納家具も近くに置くことをおすすめします。
このように庭の目的によって、レイアウトや設置を優先するべきアイテムなどが明らかになります。
完成図をイメージ
庭づくりの目的に沿って、完成図もしっかりイメージしておきましょう。可能であれば、スケッチをしてイメージをよりクリアーにしておくと、庭づくりがスムーズになります。
完成図のイメージが難しい場合は、SNSやインターネットを参考にするのもひとつの手です。お気に入りの庭の画象を見つけて、近づけるようなデザインを考えてみましょう。
計測
庭の広さは目視ではなく、メジャーを使って正確に計ることをおすすめします。
庭のサイズによって必要な材料の量が異なります。たとえば、レンガの数やグランドカバーの種の量などは、庭の広さによって変化するものです。また、ウッドデッキや倉庫を置く場合、設置後の圧迫感の有無も、計測をおこなうことで判断しやすくなります。
目視と実際のサイズは思ったより差が出るもの。「おおまかな庭の広さ」で計画を進めてしまうと、のちに材料が足りなかったり予想よりも施工時間がかかったり、トラブルに発展する可能性があります。
配置決め
何をどこに設置するかをあらかじめ決めておくことも、DIYでの庭づくりにおいて大切です。動線をシミュレーションして、暮らしにおいて不便がない庭づくりを意識しましょう。
また、部屋から見える景色についても考慮が必要です。部屋からの景観は庭の満足度を大きく左右します。お子さまの外遊びの道具や家庭用品が丸見えでない配置を、検討してみましょう。
DIYではやらない方が良い庭施工の範囲

庭づくりのほとんどがDIYでできるように思えますが、素人が施工をしないほうが良い部分もあります。
DIYでつくることをおすすめしない庭づくりの内容が、下記の3つです。
- 倉庫の設置
- カーポート
- コンクリートを扱う作業
倉庫やカーポートの設置には専門の知識が必要となります。また、万が一失敗をすると転倒による怪我や家の破損といった、大きな被害が出るかもしれません。
コンクリートを扱う作業も、豊富な経験や高い施工技術が求められます。素人判断で、チャレンジはしないほうが安心です。
庭づくりをより安く済ませたい場合は100均を活用しよう!

庭づくりを安く済ませるのにDIYは有効な手段です。DIYで庭づくりの費用をさらに削減するために、100均のアイテムを賢く活用しましょう。
たとえば、鉢類は100均でも販売されています。好みのデザインがなければ、ペイントをして鉢からDIYするのも良い方法です。
そのほかにもガーデンフェンスやウッドパネルなどのアイテムも、100均で入手できます。いくつも並べて繋げることで、100均商品とは思えない仕上がりになります。
置物やガーデンライトなども、100均で売られています。効果的に取り入れることで、庭がより華やかになるでしょう。スコップやバケツなど、庭づくりに必要な工具も100均で揃えられます。
お金をかける必要がない部分は、100均で解決できないかを考えてみましょう。
DIYで庭をつくる際の注意点

DIYでの庭づくりは費用を削減するのに効果的です。しかしDIYだからこそ、注意しなくてはならない点もあります。
時間がかかる
DIYでの庭づくりはすべて手探りです。また、空いた時間に作業を進めるため、計画の進行スピードはゆっくりになります。完成までモチベーションが維持できず、中途半端な仕上がりになる可能性も否定できません。
材料費・手間を考えるとお得ではない可能性も
DIYで庭づくりをすることで、業者に依頼する際に発生する施工費用の削減が叶います。しかし材料費や工具を一から揃え、時間と手間をかけて庭を作成しなくてはなりません。また、その結果、DIYが成功する可能性が100%とは限らないのです。失敗して再施工を業者に依頼すれば、これまで揃えた材料・工具費用が無駄になってしまいます。
材料費や手間、失敗のリスクなどを考えると、「DIYでの庭づくりはお得」とは言い切れません。時間や手間などのトータルコストも加味した上で、DIYでの施工がベストかを、よく検討してみましょう。
木材を使用する場合は要注意
庭づくりで活躍するのが、木材です。ウッドデッキやフェンス、枕木や装飾など木材を使用するシーンは庭づくりにおいて多々あります。
しかし何も加工をしていない木材を雨ざらしにすると、やがて腐って朽ちてしまう可能性も。腐った木材は白アリの餌となり、住まいへのリスクを高めてしまいます。
木材を庭づくりで使用する際は、防腐・防水・防虫処理をしっかりおこないましょう。
維持ができるかどうかも考える
完成した庭を維持できるかどうかも検討した上で、庭づくりのプランニングをしましょう。
花がたくさん咲いた庭は華やかでステキですが、枯れてしまわないように手入れが必要です。芝生の庭も緑が豊かで温かなイメージですが、春・夏は雑草が生えてきます。
庭づくりは、完成したその後まで見越した上での計画性が重要です。どれだけ手入れに手間や時間を割けるのか、しっかり検討をした上で適切な庭のデザインを考えてみましょう。
DIYで安く理想の庭をつくろう
安くお得に理想の庭を手に入れるのであれば、DIYも選択肢のひとつと言えます。業者に頼らず、自分でできる部分はDIYでチャレンジしてみて、庭づくりの費用を削減しましょう。
ご紹介した内容を参考に、DIYでの庭づくりを計画してみてくださいね。
