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S様邸/西原村

4世代が集う65坪の大きな平屋。

  • S様邸/西原村
  • 家族構成:大人6名、子供3名
  • 1F 218.00㎡(65.95坪)

玄関も2 つ。2 棟の平屋を廊下でつないだ居住空間設計。

熊本地震で被災し、ご自宅を全壊した西原村のSさんご家族。ご主人と奥さま、3人の息子さんと祖父母の7人で暮らすご家族だ。
震災前より、住まいの建て替えを視野に入れていたこともあり、地震直後より住宅会社探しをスムーズにスタートできたという。
「新築のポイントは『2世帯住宅』と『平屋建て』の2つでした」と奥さま。
ご親戚の設計士に描いてもらった図面を手に、自由設計の住宅メーカー、住宅会社を探しに総合展示場を廻った。
「震災後の慌ただしい時期でしたが、営業担当の西本さんが丁寧に対応してくれ、スムーズに話を進めることができました」
と同社との出会いを振り返る。

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二つの玄関
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玄関スロープ

「(全体の作りは)ちょうど2 軒の平屋の住まいが廊下でつながっている感じです」とご主人。
2018年3月に完成した同社の手がけた65坪の平屋。7つの居室と2世帯それぞれのバス、トイレ、LDKを備えた造り。
玄関も2 つ備え、それぞれの世帯が気兼ねすることなく生活ができる自由設計で建てた二世帯住宅の好例だ。

家族だけのプライベート空間を実現したウッドデッキ。

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ウッドデッキ

家の間取りはL字の形で、中央にウッドデッキを囲むような設計となっている。
広々したウッドデッキでは「休日にバーベキューや、外が気持ちいい日は夕飯をここで食べることもありますね」と奥さま。
周囲の視線を気にせず、家族だけで寛げるプライベート空間。遠くには素晴らしい山々の景色が広がっている。

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ご家族全員で集まって食事をするというLDK。スキップダウンしたリビングには、いい具合にソファを設置。

 家づくりでは、ご主人が間取りを担当。
「当初の設計プランではリビングに柱が1本あったんですが、柱をなくした図面に変更してもらった」とご主人。
平屋の構造ということもあり、家の強度を失わずに変更ができたという。
おかげでリビングはさらに広くなり、みんなで集える憩いの空間となった。
間取り以外の打ち合わせは奥さまが担った。「壁紙選びから建具、インテリアまで…こんなに家づくりが楽しいなんて(笑)。
『好きに決めていいよ』と全面的に任せてくれた主人には本当に感謝しています」と奥さま。
内装、キッチン、インテリア…奥さまの理想を形にした。中でもLDKのテレビ前にある小下がりは特にこだわった造りだ。

プロの意見でアドバイスをしてくれたインテリアコーディネーター。

また打ち合わせを行った同社本社は、カーテンや建材など豊富なサンプルの中から確認ができるショールームのほか、
敷地内にタイプの異なる3棟のモデルハウスを備え、直接目で確認をしながら、家づくりを進めることができたことがプラスだったという。また打ち合わせでは「(同社の)インテリアコーディネーターの方が私の希望を上手に汲み取ってくれました。私の方向性が誤っていた場合は
『こうしたほうがいいのでは?』とプロの意見をきちんと言ってもらえたことに信頼できました」と奥さまは振り返る。

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段下がりのリビング

現在、県外へ転勤中のSさんのご両親も将来は同居する予定とのこと。新築の完成後、ご両親に初披露となったその日。
家づくりの中心を担った奥さまは「将来、両親と暮らすことを配慮して建てたのですが、すごくドキドキで」と少し緊張していたと振り返る。
ご両親からは「素敵な家をありがとう」と感謝の声。震災を経て、Sさんご家族4 世代が集う喜び。
これからもずっと、その絆がこの家を舞台に繋がっていくことだろう。

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和室二間続き

Point

4世代で暮らすS様邸は、震災後に需要が増えた二世帯住宅の好例として紹介できる一棟。
玄関をそれぞれに分けて、廊下を挟んで2つの居住空間を独立させた設計が見どころです。
その他にもスキップダウンリビングや、中庭仕様でプライバシーを守ったウッドデッキ、ご両親世代に嬉しい和室など、S様との自由設計の打ち合わせで誕生した施工もポイント
です。