窓が少ない家は後悔する?メリット・デメリット、実例から快適な住まいのつくり方を紹介
- お役立ちコラム
「窓が少ない家」と聞くと、暗そう・閉鎖的そうといった印象を持つ方もいるかもしれません。
一方で、最近は外からの視線を抑えたシンプルな外観や、断熱性・防犯性を重視した住まいづくりを希望する方から、あえて窓を少なくした家が注目されています。
ただし、窓を減らせば必ず快適になるわけではありません。
採光や風通し、非常時の安全性など、設計段階でしっかり考えておかないと「思ったより暮らしにくい」と後悔につながることもあります。
そこでこの記事では、窓が少ない家のメリット・デメリット、後悔しないための考え方、実例のポイントまでわかりやすく解説します。
「窓を減らしたおしゃれな家にしたい」「外から見えにくい家にしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
▼おトク情報を素早くキャッチ!▼
窓が少ない家のメリット

窓が少ない家には、見た目のデザイン性だけでなく、住み心地や性能面でもさまざまなメリットがあります。
特に、外観の美しさ・断熱性・防犯性を重視したい方にとっては、窓の数を抑えることが住まいづくりの大きなポイントになることがあります。
ここでは、窓が少ない家の代表的なメリットを見ていきましょう。
スタイリッシュな外観になる
窓が少ない家は、外観をすっきりと見せやすいのが魅力です。
開口部が多い家は、窓の大きさや配置によって外観に情報量が増えやすく、場合によっては雑然とした印象になることがあります。
一方で、窓を必要な場所に絞ると、壁面が美しく見えやすくなり、シンプルで洗練された外観にまとめやすくなります。
特に、箱型のモダンなデザインや、ホテルライクな落ち着いた雰囲気の住まいを目指す場合は、窓の数を抑えた設計と相性がよいでしょう。
また、正面側の窓を少なくし、道路から見えにくい位置に開口を設けることで、外観の整った印象と暮らしやすさを両立しやすくなります。
「生活感を見せにくい家にしたい」「スタイリッシュな見た目にしたい」という方にとっては、大きなメリットです。
断熱性能・防音性能を高められる
窓が少ない家は、断熱性能や防音性能を高めやすい傾向があります。
一般的に、壁に比べると窓は外気の影響を受けやすく、熱の出入りが起こりやすい部分です。そのため、窓の数や面積を抑えることで、冷暖房効率の向上につながる場合があります。
夏は外の熱気が入りにくく、冬は室内の暖気が逃げにくくなるため、室温を安定させやすくなるのがメリットです。
その結果、冷暖房の負担を抑えやすくなり、快適性や光熱費の面でもプラスに働くことがあります。
また、窓は音の出入りもしやすい場所です。
交通量の多い道路沿いや、人通りの多い住宅地では、窓を減らすことで外からの騒音を抑えやすくなります。逆に、室内の生活音も外に漏れにくくなるため、静かに暮らしたい方にも向いています。
防犯・プライバシー性能の向上につながる
窓が少ない家は、防犯性やプライバシー性を高めやすいのもメリットです。
窓は採光や換気に役立つ一方で、外から室内の様子が見えたり、侵入経路として狙われたりする可能性もあります。
特に1階の道路側や隣家に面した位置に大きな窓が多いと、視線が気になってカーテンを閉めっぱなしになり、かえって暮らしにくくなることもあります。
その点、窓の数を抑えたり、見えにくい位置に配置したりすることで、外からの視線を気にせず落ち着いて過ごしやすくなります。
さらに、防犯面でも、侵入しやすい開口部を減らせるのは安心材料のひとつです。
「人目を気にせず過ごしたい」「防犯面を重視したい」という方にとって、窓の配置を工夫した家づくりは大きなメリットになるでしょう。
耐震性能を高められる
窓が少ない家は、耐震性の面でも有利になりやすい場合があります。
住宅の耐震性を考えるうえでは、壁の量をしっかり確保しやすいかどうかが重要です。窓などの開口部が増えるほど、壁として使える面積は少なくなります。
そのため、窓の数や大きさを抑えることで、壁量を確保しやすくなり、構造計画の自由度が高まることがあります。
もちろん、実際の耐震性能は、窓の数だけで決まるものではなく、間取り・耐力壁の配置・構造設計全体のバランスが大切です。
とはいえ、開口部を減らすことで、構造的に安定しやすいプランを考えやすくなるのは確かです。
大開口の窓を多用したデザインに比べると、比較的耐震性に配慮しやすい住まいを目指しやすいでしょう。
建築費用を抑えられる
窓が少ない家は、計画によっては建築費用を抑えやすくなることがあります。
窓を設けるには、サッシ本体の費用だけでなく、取り付け工事や周辺の仕上げ費用もかかります。窓の数が増えるほど、その分コストが積み上がりやすくなります。
そのため、必要な場所に絞って窓を配置すれば、開口部まわりの費用を抑えられる可能性があります。
特に、大きな窓や高性能なサッシは価格が上がりやすいため、窓計画を見直すことがコスト調整につながるケースもあるでしょう。
ただし、単純に窓を減らせば必ず安くなるとは限りません。
たとえば、採光や通風を補うために中庭を設けたり、高性能な換気設備や照明計画にこだわったりすると、別の部分で費用がかかることもあります。大切なのは、窓を減らすこと自体ではなく、住みやすさとのバランスを見ながら全体で考えることです。
窓が少ない家のデメリットと後悔しないための対策

窓が少ない家には多くのメリットがありますが、見た目や性能だけを優先して窓を減らしすぎると、住んでから不便さを感じることもあります。
特に、明るさや風通し、非常時の安全性、中古住宅としての売りやすさなどは、事前にしっかり考えておきたいポイントです。
ここでは、窓が少ない家で起こりやすいデメリットと、後悔を防ぐための対策を紹介します。
採光・通風に配慮した設計が必要
窓が少ない家で最も気をつけたいのが、室内の明るさと風通しです。
窓を減らすと、外から入る自然光や風の量も少なくなるため、場所によっては「昼でも暗い」「空気がこもりやすい」と感じることがあります。
特に、隣家が近い土地や、住宅が密集しているエリアでは、窓が少ないことで採光・通風の不足がより目立ちやすくなります。
その結果、日中でも照明をつける時間が長くなったり、湿気やにおいがこもりやすくなったりして、暮らしにくさにつながることがあります。
こうした後悔を防ぐには、ただ窓の数を減らすのではなく、「どこに・どの向きで・どの高さに設けるか」を丁寧に考えることが大切です。
たとえば、道路側の窓は控えめにしつつ、庭側や高い位置に窓を設ければ、視線を避けながら光を取り込みやすくなります。
また、吹き抜けや中庭、天窓、高窓などを活用すると、外から見えにくいまま明るさや通風を確保しやすくなります。
「窓を少なくする」のではなく、少ない窓でも快適に暮らせる設計にすることが重要です。
地震や火災発生時のリスク
窓が少ない家は、非常時の避難や救助の面で注意が必要です。
普段の暮らしでは問題なくても、地震や火災などが起きたときに、出入りできる開口部が限られていると、避難しにくくなる可能性があります。
たとえば、玄関が使えなくなった場合、窓が少なすぎると別の避難経路を確保しにくくなることがあります。
また、外から救助が必要になった際にも、開口部が少ないと対応しにくいケースが考えられます。
もちろん、窓が多ければ安全、少なければ危険、と単純に決まるわけではありません。
ただし、デザイン性や防犯性を重視するあまり、非常時の動線まで見落としてしまうのは避けたいところです。
後悔しないためには、日常の使いやすさだけでなく、万一の避難経路も含めて間取りを考えることが大切です。
どの部屋からどのように外へ出られるか、災害時に動きやすいかを、設計段階で確認しておくと安心です。
売却したくても売れない場合がある
窓が少ない家は、将来的に売却するときに買い手を選ぶ可能性があります。
注文住宅では、自分たちの暮らしに合わせて設計することが大切ですが、個性的な間取りや外観は、中古住宅として見たときに好みが分かれやすくなることがあります。
特に、内覧時に「暗い」「閉鎖的に感じる」「圧迫感がある」と思われると、検討候補から外されてしまうこともあります。
実際には快適に暮らせる設計でも、第一印象で不安を持たれると、売却しにくくなる可能性は否定できません。
そのため、長く住む前提であっても、将来の資産価値や汎用性をまったく無視しないことが大切です。
外観はすっきり見せつつも、室内は十分な明るさを確保する、生活動線をわかりやすくするなど、誰が見ても住みやすそうと思える工夫があると安心です。
また、「窓が少ないこと」自体が問題なのではなく、窓が少ないのに暗い・使いにくい家になってしまうことが売却時のマイナス要因になりやすいポイントです。
将来を見据えるなら、デザイン性だけでなく、住みやすさが伝わる設計を意識しておくとよいでしょう。
窓が少ない家の事例
ここでは、外からの見え方や住まいの快適性に配慮した、アイ-ウッドの事例を3つ紹介します。
窓の見せ方や外観の整え方、暮らしやすさとのバランスを考えるうえで参考になる事例です。
中庭から光と風を取り込むコートハウス


熊本市のY様邸は、キューブデザインと木調の墨色の外壁が印象的な平屋です。外壁には小さなスリット窓を最小限に配置し、外からの視線を遮ってプライバシーに配慮しています。
一方で、室内は閉鎖的にならないよう工夫されており、外から遮断されたインナーテラスを囲むようにLDK・子ども部屋・寝室・和室を配置。どの部屋にも中庭から陽光が入り、風が抜ける設計になっています。
特に、インナーテラスとフラットにつながるLDKは、外と中を一体化させた大空間。外観は落ち着いて見せつつ、内側では光と風、家族のつながりをしっかり感じられる住まいとして参考になる事例です。
2階建てに見える、存在感のあるモダンな平屋


合志市のN様邸は、住宅街の中でも存在感を放つモダンな外観が特徴の住まいです。迫力ある立ち姿は2階建てに見えますが、実際は平屋で、将来の暮らしやすさを考えてワンフロアで生活が完結するよう計画されています。
室内は、モノトーンのホテルライクな洗練空間でありながら、冷たすぎず、ほっとできる居心地のよさも両立。さらに、中心にある25畳の広いLDKを囲むように生活動線が巡る間取りで、キッチン脇からランドリールーム、ファミリークローゼット、玄関収納を経て玄関へつながる周回性のある動線が、日々の家事や身支度を助けています。
外観の印象をすっきり見せながら、内部は開放感と暮らしやすさをしっかり確保したい方に参考になる事例です。
家族が自然と集まる、暮らしやすさを整えた住まい


熊本市中央区のO様邸は、開放的なリビングと、家事のしやすさまで考えた間取りが魅力です。
モデルハウスで感じた「バランスの良さ」をきっかけに、暮らしやすさと心地よさを両立できる住まいを目指して、家づくりを進めました。
実際の住まいでも、キッチン横のカウンターを家族みんなで使える“便利台”として活用できるようにするなど、日常の使いやすさを高める工夫を取り入れています。
さらに、家族が自然とリビングに集まりやすい間取りに加え、スムーズな動線、快適な性能、そして壁の直下率60%以上を確保した構造面での安心感も大切にしました。
見た目のよさだけではなく、動きやすさや安心感、そして日々の暮らしの中で感じる「ちょうどよさ」まで丁寧に整えた住まいです。
毎日を無理なく、心地よく過ごせる家にしたい方に、ぜひ参考にしていただきたい事例です。
窓が少なくても快適な家を建てるなら「アイ-ウッド」

窓が少ない家は、外からの視線を抑えやすく、すっきりとした外観に仕上げやすいのが魅力です。
その一方で、どこから光を取り込むか、風をどう通すか、外観と暮らしやすさをどう両立するかなど、設計段階でしっかり考えておきたいポイントも多くあります。決める項目が多いからこそ、一緒に整理してくれる相手がいると心強いものです。
熊本で注文住宅を手がけるアイ-ウッドは、創業から半世紀以上、約8,000棟の実績を持つ地域密着の住宅メーカーです。
敷地条件や予算、暮らし方の優先順位まで含めて一緒に整理しながら、理想の住まいを丁寧に形にしていくスタイルで、これまで多くの熊本の家族の家づくりに携わってきました。
インテリアコーディネーターも在籍しており、内装の色合わせや素材感、照明計画までトータルで提案してもらえるため、窓の少ない家でも閉鎖的になりすぎず、心地よく暮らせる住まいを目指しやすいでしょう。
「外から見えにくくしたいけれど、暗い家にはしたくない」
「おしゃれな外観にしたいけれど、暮らしやすさも大切にしたい」
そんな思いがある方は、自分たちの暮らしに合ったバランスを、アイ-ウッドと一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
▼おトク情報を素早くキャッチ!▼
