外を遮断し中庭から広がる自遊空間。光、風、家族が集うコートハウス

キューブのデザインと木調の墨色の外壁が目を引くYさん邸。
外壁には小さなスリット窓が最少限に配され、外からの視線を遮断してプライバシーを守っている。
ひと度足を踏み入れれば、外観からのイメージとは異なって、陽光が溢れ木の香漂う温かな空間。無垢のオーク材のフローリングと白い壁の優しい配色が、明るさと穏やかさを生み出している。「1年以上かけて構想を練ってプランを立てました。その思いをくみ取って、アイ-ウッドさんがプロの目線でデザイン性と機能性をプラスして、私たちの想像を超えた理想の住まいに仕上げてくれたんです」と、満足の家に喜びを隠せない奥様。

ご夫婦が第一に望んだのは、家族の存在がいつも感じ合える平屋のコートハウス。外から遮断されたインナーテラスを囲むようにLDK、子ども部屋、寝室、和室と放射状に広がり、どの部屋にも中庭からの陽光が射し、風が爽やかに抜けていく。
中でもインナーテラスとフラットで繋がるLDKは、外と中を一体化させた大空間。インドアとアウトドアの二つのリビングが繋がり、暮らしに変化をもたらしている。ソフアで寛ぐご主人、テラスで遊ぶ子どもたち、キッチンで食事の支度をしながら家族を見守る奥様と、子育て世代に一番大切な、家族がいつも寄り添い絆を育む理想のカタチを実現しているのだ。