熊本でローコストで注文住宅を建てるコツ
- お役立ちコラム
家づくりを検討されている方にとって、住宅の価格は気になるポイントではないでしょうか。
特に注文住宅を建てるとなると、「費用がかさむのでは…」と不安を感じる方も少なくないかもしれません。
しかし、ご安心ください。理想を追求しつつ、ローコストで夢のマイホームを実現するコツは存在します。
このコラムでは、賢い選択と工夫で、手の届く価格で理想の注文住宅を建てるためのコツをご紹介します。
憧れの熊本でのマイホーム生活を、賢く手に入れるためのヒントがきっと見つかるので、ぜひ最後まで読んでご参考になさってください。
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ローコスト住宅とは
熊本で理想のマイホームを、と考える際に「費用を抑えたい」というのは多くの方の願いでしょう。
ここで注目されるのが「ローコスト住宅」です。ローコスト住宅とは、一般的な注文住宅に比べて建築費用を抑えられる住宅を指します。
かつては1,000万円程度の住宅を指すことが多かったですが、近年は資材費や物流費の高騰により価格帯は変動しつつも、依然としてコストパフォーマンスに優れた選択肢として注目されています。
ローコスト住宅と一般住宅との違い
一般的な注文住宅は約3800万円ほどと言われています。一方、ローコスト住宅は、1,500万~2,000万円程度で建てられる点が大きな特徴です。この価格差は、一括仕入れ・一括管理にあります。少し詳しく見ていきましょう。
仕入れ価格の削減
ローコスト住宅では、建材や設備などを大量に一括仕入れし、工場からの発注でコストを抑えます。これにより、間取りや仕様の規格化が可能になります。
工期の短縮
ローコスト住宅の工期は2~3カ月と短く、一般住宅(3カ月~1年)と比べて大幅にスピーディーに家を建てることができます。
これは、ハウスメーカーが現場を自社で一括管理し、規格化された部品を効率的に組み立てるためです。
設備・仕様の選択
安全性を損なわない範囲で標準仕様のグレードを調整し、コストを抑えます。大手メーカーの設備を大量に仕入れることで、品質を保ちつつ低価格を実現しています。
これらの工夫により、ローコスト住宅は手頃な価格と短い工期で、一定の品質を持つ住宅を提供します。
ローコスト住宅のメリット・デメリット
ローコスト住宅は、「1,000万円台で家が持てる」という価格の魅力に加え、いくつかのメリットがあります。
メリットとしては、建築費用が抑えられるため住宅ローンの負担が軽く、同じ予算で広い床面積を実現しやすい点が挙げられます。
また、契約から引き渡しまでの工期が短いため、早期の入居が可能です。
規格化された設計により打ち合わせの回数が少ないことも利点です。浮いた予算をこだわりたい部分に充てることもできます。
一方で、コスト削減の弊害としてデメリットも存在します。
間取りやデザインの自由度が低いことや、住宅性能が低い可能性があること、標準仕様のグレードが低いことが挙げられます。
例えば、洗面台一つでも、洗面ボウルや照明、鏡や収納スペースなどを自由に選べるシステム洗面台ではなく、あらかじめこれらのパーツがセットになっているユニット洗面台が採用されるなど、注文住宅に比べて標準設備のグレードが低い傾向にあります。
また、もし標準仕様からグレードアップを希望する場合、オプションの追加費用が割高になることがあります。
原価が安い建材を使用していると、どうしても頻繁なメンテナンスが必要になる可能性も考慮する必要があります。
ローコスト住宅を建てたいと思っていたのに、せっかくだからとこだわりを入れ始めると、結果、ローコスト住宅ではない家ができてしまうことも往々にしてあるということですね。
注文住宅でローコストを実現するには?
熊本での夢のマイホーム、自分仕様にこだわりたいという方には、やはり注文住宅がおすすめです。
とはいっても価格はローコストにしたいところ。そんなあなたに、注文住宅でコストを抑える下記のようなコツを紹介します。
- 建物の形状をシンプルにする
- 間取りを効率化する
- 必要なことの優先順位を決める
建物の形状をシンプルにする
まず1つ目は、建物の形状をシンプルにすることです。屋根をシンプルな切妻や片流れにしたり、外壁の凹凸を減らしたり、総2階建てにすることで、材料費と工事費を削減できます。
間取りの効率化
2つ目は、間取りを効率化することも重要です。部屋数を減らし洋室のみにする、玄関ホールを作らない、などの工夫でコストを減らすことができます。
例えば、玄関ホールを作らなければ部屋を区切る必要がなく、照明器具を取り付ける必要もなくなるので、その分費用が削減できます。
また、リビング階段を採用すると床面積を抑えることができますし、水回りを近くにまとめると配管工事もシンプルになります。
また、窓やドアの数を減らすこともコストダウンにつながります。
関連記事:注文住宅で後悔しない間取りの「考え方」!順番とコツ、最新トレンドもご紹介
必要なことの優先順位を決める
3つ目は、必要なことの優先順位を決めることです。注文住宅は、土地、間取り、設備など、選択肢が多い分、希望を全て盛り込むと予算オーバーになりがちです。
理想の家を建てるためには、家族で事前に話し合い、優先順位を明確にしておくことが非常に重要です。
デザイン、設備、住宅性能、間取りといったさまざまなこだわりが出てくる中で、何が一番大切なのか、どこならコストを抑えられるのかを見極めましょう。
例えば、水回りの設備はランクを見直したり、太陽光発電システムや外構工事は導入時期をずらしたりするのも一つの方法です。
優先順位がはっきりしていれば、いざ予算オーバーになった際も、冷静に「削るべきポイント」と「譲れないポイント」を判断でき、後悔のない家づくりができます。
関連記事:新築一戸建ての諸費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを解説
注文住宅で削ってはいけないポイント
注文住宅のコストダウンは重要ですが、安易に費用を削ると後悔につながるポイントがあります。
まず、断熱性・気密性は住み心地と光熱費に直結するため、妥協しない方が賢明です。初期費用を抑えても、夏暑く冬寒い家ではエアコン代がかさみ、結局ランニングコストが高くついてしまいます。
次に、家族の安全に関わる防犯性も削るべきではありません。窓の防犯ガラスや面格子、訪問者が分かるインターホンなど、安心して暮らすための設備はしっかり検討しましょう。
最後に、建物の寿命やメンテナンス費用に影響する耐久性も、長期的な視点で考えるべきです。
初期費用が安くても、頻繁なメンテナンスや大規模修繕が必要になる素材は、結果的に高くつく可能性があります。
初期費用だけでなく、ランニングコストまで考慮した素材選びが大切です。
アイウッドのコスト削減術:賢く建てて、お得に暮らす!
アイウッドでは、お客様の理想の住まいを予算内で実現するため、多角的な視点からコスト削減のご提案をしています。
省エネ住宅で光熱費を大幅カット!
アイウッドが採用する断熱材「アクアフォーム」は、その優れた断熱・気密性能により、建築環境・省エネルギー機構から次世代省エネ基準適合住宅の評定を受けています。
アクアフォームは高い吸音性を実現し、効率的な換気システムと組み合わせることで、長期間にわたって安定した省エネルギー性能を発揮。
この「次世代省エネ」性能は、年間の冷暖房費に大きな差をもたらし、快適な室内環境と家計への優しさを両立させます。
さらに、アイウッドは高品質なLow-E複層ガラスを導入しています。
このガラスは太陽の日射熱を50%以上カットするため、夏は涼しく、冬は室内の暖房熱を外に逃しません。
これにより冷暖房効率が向上し、大幅な節電に貢献します。
また、紫外線も大幅にカットするため、大切な家具やカーペットの退色も抑えることができます。
詳しくは「アイウッドの快適のこだわり」をご覧ください。
熊本の気候と断熱性の重要性
熊本の気候は、夏は高温多湿で蒸し暑く、冬は比較的温暖ながらも、朝晩の冷え込みや阿蘇からの吹きおろしなど、年間を通して気温差があります。
このような熊本の気候で快適に暮らすためには、住宅の断熱性・気密性が極めて重要です。優れた断熱性能は、夏の猛暑時には室内の冷気を逃さず、冬の寒さには暖かさを保ちます。
これにより、冷暖房の使用を抑えられ、光熱費の節約に直結します。
初期投資としての断熱材や窓へのこだわりは、長期的に見て経済的かつ快適な熊本での暮らしを実現するために不可欠な要素と言えるでしょう。
創業50年のアイウッドでは熊本の注文住宅メーカーだからこその視点で住まい作りのご提案をさせていただきます。
理想を叶える家づくりのポイント
このようにローコストの注文住宅を建てることは、単に費用を抑えることだけではありません。
それは、自分たちのライフスタイルや将来を見据え、本当に必要なもの、大切なものを見極めるプロセスと言えるでしょう。
無駄を省き、優先順位を明確にすることで、限られた予算の中でも質の高い住まいを実現することは十分に可能です。
家づくりを通して得られるのは、住まいという「箱」だけではありません。
それは、家族の絆を育み、かけがえのない思い出を紡ぎ、そして何よりも安心して暮らせる未来への投資です。
流行に流されず、自分たちらしい価値観で選択を重ねることで、住まいは単なる居住空間を超え、日々の暮らしに豊かさをもたらすかけがえのない場所となるでしょう。
賢く、そして丁寧に家づくりに向き合うことが、理想の未来を築く第一歩となるはずです。