ゆったり、ゆるやか。ワンフロアで心地よくつながる平屋

「まるでモデルハウスみたいにきれい！」…

これが、Hさんのお宅に足を踏み入れたときの感想です。

ご夫婦が兼ねてより夢だったという、シンプルで上質な平屋の住まい。

屋根の勾配を生かした吹き抜けのあるリビングが印象的で、ゆったりとした間取りとゆるやかな導線が、ご家族の日々の暮らしにゆとりをもたらしています。

おそろいのヘアゴム、おそろいのルームウエア。愛嬌たっぷりの笑顔で出迎えてくれたキュートな姉妹。

「見てみて！」と取材陣の手をとり、自慢の部屋を案内してくれました。

2部屋がつながった子ども部屋は、どこを見てもピカピカ！
　2人が自分たちで片付けたと聞いて、さらにおどろきです。おもちゃ類や学校関係の道具もすっきり整理整頓されていて、お掃除好きの奥さまの影響を感じられます。

「私自身、掃除好きなのは母の影響かも（笑）。極力モノを置きたくないので、色使いもシンプルにしています」。

H家の今回の家づくりは、長女のRちゃんが小学校に上がるタイミングと、これまでなかなか家に友達を呼べていなかった状況から、

「娘たちが思い切り友だちを呼べる新しい家をつくってあげたくて」と話します。

奥さまは、実は独身時代からアイ-ウッドの家が気になっていたんだそう。

「昔から、不思議と、家を建てるならアイ-ウッドさんにお願いしたいと思っていたんです。いざ建てようと思ってTKU展示場に行ったんですが、何となく予算が合わないかなと思ってしまって…詳細を聞かず、ローコスト住宅にプランを変更してしまったんです（笑）」。

　ところがプランをすすめるなかで、知人がアイ-ウッドで家を建てたことを聞き、

「もしかしたらうちもお願いできるかも…」と再度方向をチェンジ！

　「まずは可能な予算を伝えて見たら？」という助言もあり、お願いすることになったんだそう。

「その時に営業の方が『がんばります！』

と言ってくださったのがとても嬉しくて。それも決め手になりました」と当時を振り返ってくれました。

気を抜くとついモノが散乱したり、ごちゃついたりしがちなリビング。徹底してモノを減らす・統一感を持って魅せるという奥さまの努力により、小さなお子さまがいるとは思えない、心安らぐ空間が実現しています。

　リビングに面して子ども部屋とキッチンがあり、そこから洗面台、お風呂などの水まわりをひとまとめにしたことで、暮らしやすく、家事がしやすい導線を確保。心地いい空気の流れる天井高と穏やかなダウンライトの灯りが、一層贅沢な空間をつくり出しています。奥さまが長い時間を過ごすキッチンも、もちろんお気に入りの場所に。

「キッチンコーナーはインテリアを白でまとめてすっきりとした印象に。うしろのカップボードもとても気に入っています」。

調理用品をまとめた造作棚は、ご主人のお手製とか。「これまでまったく興味がなかったのですが、家を建てて、俄然DIYに目覚めまして（笑）。道具店に足を運ぶのが休日の楽しみになりました」と笑います。

　ちなみに庭の人工芝や、外溝まわりの仕上げもご主人の「お仕事」。「やり出すともっと良くしたくなりますね。この家に見合った外溝を完成させたくて」と笑顔です。