新築一戸建てにかかる維持費はいくら?事前知識を蓄えよう!

新築の一戸建てを購入する際に忘れてはいけないのが、維持費です。新築一戸建てには、将来どのような維持費がいくら程度かかるのか、ご紹介いたします。

一戸建ての固定維持費にはどのようなものがある?

一戸建てを購入した際、固定でかかる維持費には、以下のようなものがあります。

①火災保険

一般に火災保険への加入は、一戸建てを購入する際に必須とされていることが多いため、ほとんどの人が加入することになるでしょう。また、火災保険に未加入の場合、住宅ローンは組むことができないと言われています。
※当社では火災保険料が安くなる、省令準耐火構造をおすすめしております
※詳細については弊社スタッフにお問い合わせください

②固定資産税、都市計画税

家や土地にかかる税金で、住居に住んでいる限り、毎年支払う必要があるものです。ただし、都市計画税は、都市計画区域内にある家や土地などに限られます。

住宅ローンの返済のほかに、必ず支払わなくてはならないものとしては、上記の2点が挙げられるでしょう。地域によっては、このほかにも自治会費などを負担する必要がある場合もあります。

その他の維持費について

一戸建てでは、必ず支払わなければならない固定費のほかにも、定期的にメンテナンス費用が必要になります。

①水回り

トイレやキッチン、風呂などは、10年~20年毎にリフォームが必要だと言われています。
金額は、トイレは30万円前後、キッチンは施工部位によって20~150万円前後、風呂は100万円前後が目安です。②屋根
一般的なスレート葺きの屋根の場合、10~20年程度でメンテナンスが必要になります。
施工方法によって金額は大きく変わりますが、50~200万円程度かかるでしょう。

②外壁

基本的には、10~20年程度でリフォームが必要になります。
金額は施工会社や施工方法によって大きく変わりますが、50~250万円程度の場合が多いでしょう。

③外構

庭や門、塀などの外構も、メンテナンスも随時行う必要があります。
こちらに関しては、広さやこだわりによって金額が大きく異なりますので、各ご家庭で確認してみてください。

④内装

経年によって黄ばみや日焼けが起こる壁紙やふすま紙、床、扉なども定期的なリフォームが必要です。

※各メンテナンス費用等に関しましては、商品または、構造の仕様等により金額が変動いたしますので、詳細については弊社スタッフにお問い合わせください

新築戸建ての固定資産税の減額措置について

新築で戸建を買った場合、固定資産税が一定期間減額されるケースがあり、床面積が50㎡以上、280㎡以下の場合に適用され、一定期間固定資産税の半額が免除となります。
減免される期間は以下の通りです。

木造住宅……3年間
上記のうち、3階建て以上の耐火、準耐火建築物……5年間

長期優良住宅……5年間
上記のうち、3階建て以上の耐火、準耐火建築物……7年間

このように、一戸建ては買った後にもさまざまな経費がかかります。特にリフォーム費用に関しては、新築後10~20年程たった頃にまとめて必要になるものです。一戸建ての場合、リフォームの施工時期は自分の都合で決めることが可能ですが、ずるずると先延ばしにすることがないよう、計画的に準備をしておくことをおすすめします。